SCSグローバルサービスでは、ニューラル機械翻訳と万全な編集管理機能を組み合わせることで、正確な翻訳サイトを大規模に作成できるウェブサイト翻訳ソリューションを見つけました。
SCSグローバルサービスは、天然資源、建築環境、食品・農業、消費財、気候の各分野において、第三者認証のリーダーとして信頼を得ています。
世界中の持続可能な開発目標を推進することを使命とするSCSグローバルサービスは、企業、政府機関、NGO、ステークホルダーとパートナーシップを結んでいます。このようなグローバルなミッションには、そのミッションに関わるすべての人に確実に理解される完全な多言語のウェブサイトが必要です。
万全の翻訳編集管理
SCSグローバルサービスは、以前はGoogle翻訳ウィジェットを使用して、すべてが翻訳されたウェブサイトを提供していましたが、そのサイトに掲載される翻訳はまったく管理できていませんでした。
このウィジェットを使用期間中、SCS社は間違いを訂正する手だてがなく、掲載されている翻訳の品質に関してネガティブなフィードバックをよく受け取っていました。ブランド名やサービス名など単純なワードも直訳されていたため、混乱が生じていました。翻訳編集管理ができないことは、セールス/マーケティングチームにとって大きなフラストレーションとなっていました。
2019年にGoogle翻訳ウィジェットが廃止されたとき、SCSグローバルサービス社のチームは、機械翻訳のスピードを活かしつつも最重要ポイントである翻訳を編集する機能を備えたウェブサイト翻訳ソリューションを見つけなければなりませんでした。
ウェブサイトを複製し、プロの翻訳者を起用するという手動のルートは予算がかかりすぎ、何よりも社内外で時間がかかるという問題がありました。
SCSグローバルサービスにとって、世界に誇れるウェブサイトと、ウェブサイト訪問者が十分に理解できる多言語ウェブサイトは必要不可欠でした。
そんな時、偶然にもWeglotから電子メールが届き、そこには主要な要望が両方とも含まれていました。
「Google翻訳ウィジェットを使用する際の大きなフラストレーションは、当社のウェブサイトの翻訳を直接編集できないことでした。サイトに多くの間違いがあるというフィードバックをよく受け取っていました。」
簡単な翻訳管理ワークフロー
SCSグローバルサービスには、世界各地にその国の言語を話す現地法人があります。これは、ウェブサイトを完全な翻訳に手直しできる人材が数多くいるということです。
以前は、フィードバックに基づいて翻訳を変更することはできませんでしたが、Weglotを使用することでこの問題は解決されました。編集をSCSグローバルサービスで簡単にできるようになり、ウェブサイトに即座に反映できるようになったのです。
「最大のメリットは社内で翻訳を編集できることです。以前はできなかったことです」
SCSグローバルサービス社のマーケティングチームは、必要に応じて現地法人で編集を行えるようにする新しい手順を作成しました。この手順を踏まえてマーケティングチームはWeglotダッシュボードにアクセスし、変更を即座に反映させます。両者間でスムーズなフローが実現しているのです。
社内では少人数のチームが翻訳編集を担当しており、Weglotがこの手順をできる限り円滑に行える貴重なソリューションであることが証明されています。使いやすいインターフェースにより、翻訳は数秒で更新できます。
チームではWeglotの用語集機能を利用してルールを追加することにより、ウェブサイト全体でブランド名やサービス名を統一した適切な翻訳を実現しています。
「Weglotを使用することで大きなメリットを感じています。今ではネガティブな指摘は少なくなり、ウェブサイトの翻訳が正確であるという安心感があります。」
思いがけないサプライズもありました。hreflangタグや翻訳されたメタデータなど、Weglotの技術的なSEO設定が追加されたことによりSEOが向上し、検索エンジンでのウェブサイトの可視性が向上したのです。以前のGoogle翻訳ウィジェットでは不可能だったことです。
さらに、翻訳されたWeglotページには国別ドメイン(https://es.scsglobalservices.com/)が冒頭に表示されるため、マーケティングチームは、翻訳されたページを通じてCRMに入るリードを簡単に追跡できるようになりました。これは、言語の設定に基づいて営業活動を決定するのに役立つだけでなく、特定の言語や国のウェブサイトでリビューされている製品やサービスを紹介して、適切なターゲティングとアウトリーチを実現するのにも役立ちます。